なぜCryptoNinjaのNFTの価値は高騰したのか?5つの理由とは

  • 2021年12月11日
  • 2021年12月31日
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NFT

こんにちは、NFTブロガーのUEMIです。

今、CryptoNinjaロア価格が18.5ETH(日本円でおよそ932万円)総取引額は156ETH(日本円でおよそ7862万円)になっていることをご存知でしょうか?

(※ETHとは仮想通貨イーサリアムの単位、2021年12月9日現在のレート1ETH=50.4万で計算)

 

なぜNFTにそのような高額な値段がつくの?
そもそもCrypto Ninjaって何?

といった疑問をお持ちの方に是非お読みいただきたい内容です。

特に、これからNFTを始める人はCryptoNinjaを知っておいて損はありません!!

 

UEMI

この記事では、「なぜCryptoNinjaのNFTは価値が高騰したのか」について
CriptoNinjaの立ち上げと同時期にNFTクリエイターとして活動を始めた私、UEMIがその理由を考察したいと思います。

 

 

なぜCryptoNinjaのNFTは価値が高騰したのか

CryptoNinjaとは

CryptoNinjaはYouTube登録者数23.1万人、仮想通貨投資家イケダハヤト氏(@ihayato 以下イケハヤ氏)がプロデュースするNFTプロジェクトです。

UEMI
私自身も、イケハヤさんのvoicy(音声アプリコンテンツ)を聞いてNFTを始めました。

 

「CryptoNinja」のキャラクターはtwitterフォロワー数2万8千人越えのりつ氏(@rii2_4 )によって一枚一枚丁寧に描かれたNFT作品です。

#001が販売されたのは2021年9月20のことでした。

販売から約2ヶ月が経過、CryptoNinjaは総取引額としては国内ランキングで9位にランクインしています(2021年12月9日現在)

 

 

引用:JapanNFTRanking より

将来、ゲーム化も見越して、忍術や流派、武器やパラメータなどが設定してあるなど、先の展開を楽しめることも魅力の一つです。

またコミュニティーの規模も日本最大となっており、CryptoNinjaのDiscoedは7301人を超えました。(2021年12月9日時点)

 

それでは、価値が高騰した理由について一つずつ考察していきたいと思います。

これからNFTを買う方、作る方の参考になるものもあると思いますので、最後までお付き合い頂けましたら幸いです。

 

 

理由1 流通量をコントロールしている

初期版は世界に50体のみ、希少性の高い限定忍者となっています。(2021年12月6日現在24体が販売済。50体以降は未定)

海外の大量のコレクティブルの運営とは異なり、まずは現在の日本のマーケットの需給に合わせて価値が落ちないように運営されているのが特徴です。

現在はコレクターがガチホしているので2次流通でも手に入らない状態ですが、オリジナルが手に入りにくい分、ファンアートが活性化しています。

このような流通量のコントロールにより、オリジナル自体の価値が更に高まるのはもちろんのこと、その周囲の経済活動もまた活性化されているというわけです。

 

 

理由2 セレブが購入した

 

EXILEの関口メンディー氏がCryptoNinja#014を0.7ETH(当時の日本円で約21万円)で落札しました。

日本のセレブリティーである関口メンディー氏がCryptoNinjaを取得したことは当時、大きなニュースとなりました。

さらにその後、NFTチャリティーオークションが開催された際にも、最終的に関口メンディー氏が14ETH(当時のレートでおよそ640万円)で落札し、アフリカのエイズ孤児支援活動を行うNGO「PLAS」に全額寄付されました。

このようなNFTの売上を寄付するという試みは国内では例を見ない取り組みでした。

その後、他のクリエイターさん達によって動物愛護に関連するチャリティーオークションなどが開催されるなどの企画が生み出されるようになるなど、大きな影響を与えています。

図らずも、このようにセレブを巻き込んだ話題作りをうまく展開したことが、短期間にブランド価値が高騰した一因になっていると思われます。

余談ですが、関口メンディーさんもまたイケハヤさんのVoicyのプレミアムリスナーだそうですよ。

 

 

理由3 オーナー選び(インフルエンサーがアイコンに使っている)

Crypto Ninjaは1次流通では基本オファー制をとっており、オーナー分散率は100%となっています。

お金があれば買えるというわけではなく、オファーを受けた人の中から渡してもいい人を選んでいます。

そもそも立ち上げ時にはイケハヤさん本人が人脈を駆使して営業していたということもあり、当初からオーナーの重要性についてはかなり考えられていたのではと思います。

購入したCryptoNinjaをツイッターアイコンとして使用する人がほとんどですが、かねりんさんを代表とするNFT界のインフルエンサーがアイコンにすることでSNSでの露出頻度というのは自然と多くなっているようにも感じます。

とはいっても、最初からフォロワーが多くないとオーナーに選ばれないかというと、そういうわけではなさそうです。

イケハヤさんの天眼通的なところがあるので基準はよく分かりませんが、良心的なファンであることを前提として、今後コミュニティーの中で活躍されそうな方が選ばれているような印象を受けます。

CryptoNinjaを手に入れた結果として、フォロワーが増えたり協力してくれる人が増えて、結果的にインフルエンサーになった、ということは大いにあると思います。

自らのコレクションの価値を高めるべく行動に移せるオーナーを選ぶことは、コレクションを作っていく上で重要な要素の1つであると言えるでしょう。

 

 

理由4 2次創作が盛り上がっている

画像引用:PRTIMES より

NFTの2次創作の大きな流れはCrypto Ninjaから始まり、現在は二次創作イラストを公式公認で販売できるサービス「NIJISO」もローンチされました。

(詳細はNIJISO公式サイトよりご確認ください)

Twitter上では#ninjartが目印となり、多くのアーティストが2次創作を行っています。

また、その中でも“Ninjart Platinum Collection”という、日本のトップNFTクリエイターが参加する”CryptoNinja”のトリビュートコレクションも作られています。

2次創作の波は絵だけにとどまらず、音楽、3Dアバター、アニメーション、漫画、小説、コスプレなど多岐に渡り、進化を続けています。

これらは他のNFTアーティストの活動にも多大な影響を与え、日本のNFT業界で2次創作活動が活発化しました。

このように業界に動きを作っていくことで、コレクションの周辺に多くの人が集まり、オリジナルの価値というのはさらに高まっていくのだろうと思います。

 

 

理由5 Ninja DAOの存在

 

CryptoNinjaがこれほどまでに大きいプロジェクトに成長したのは、早期にDiscord運営を行い作り上げた「Ninnja Dao」の存在が大きいでしょう。

先ほども触れましたが、CryptoNinjaのDiscoedの登録者は7300人を超えました。(2021年12月9日時点)

この中でCryptoNinjaに関わるいろいろな企画が進められています。

今はまだ完全にDAOとして機能しているとは言えませんが、DAOに移行できそうな力強い組織となってきています。

 

DAOと言う言葉を聞きなれない方も多いと思いますが、とても大切なことなので少しだけ説明をしたいと思います。

DAOというのは、Decentralized Autonomous Organizationの略称で、「自立分散型組織」とも言われています。

非中央集権的な構造で政府や民間のセクターから独立して自律的に運営される組織のことなのですが、

簡単に言うと、「リーダーや社長がおらずとも価値の創造を一緒に行い、自由に交流し、方針をみんなで決める」という今までの組織のあり方と全く違うものであると言えるでしょう。

 

その運営に欠かせないものが「ガバナンストークン」です。ガバナンストークンとはいわゆる投票権みたいなものですね。

このトークンは単に投票権としての機能を持つだけでなく、このトークン自体に金銭的な価値が付きます。

最近では、イケハヤ氏がCryptoNinjaNFTのコミュニティ「Ninja DAO」でガバナンストークンを発行するかも?と言うニュースが出ました。

とは言っても、以前よりCryptoNinjaの1体1体のオファーの選定をしっかりしてきたイケハヤさんですから、誰にでもNinjaDaoのトークンを配ると言う話ではないようです。

詳しい情報はDiscord(無料の音声・ビデオ・テキストのチャットプラットフォーム)のNinjaDaoに参加して情報を得ておきましょう。

 

Ninja Dao に参加してみる【無料】

 

 

まとめ

NFTの価値は今や単なるブロックチェーン上の技術を使った絵の売買にとどまらず、付加価値としてのコミュニティーへの参加やその先の体験を楽しむものへとあり方が変化してきているのを感じます。

たった2ヶ月の間に、尋常ではないスピードで進化していくCryptoNinjaの世界を目の当たりにしてきた私にとって、数年後、CryptoNnjaを持つことが一体どんなことを意味するのか、とても楽しみでなりません。

CryptoNnjaを手に入れるとしたら、日本のNFT市場が成熟していない今が実はチャンスなのかもしれません。

とはいえ、オリジナルにはすでに手が出せないという方も多いと思います。

そういった方でも、二次創作やメタバースのイベントなど楽しみ方はたくさんありますので、まずはNinjaDaoに参加して、CryptoNinjaの世界を一緒に楽しんでみることから始めてみることをお勧めします。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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